2016年10月5日水曜日

リバーシブル

このあいだ、結核プロジェクトのデータをファイルに整理するという作業を手伝ったんですが、今日ボスに「雑にやったな?次はもっと丁寧にしろよ」とゆわれたので心外でした。確かに私もあまりちゃんと考えずにファイル閉じをしたので雑だったかもしれませんが、日ごろからオフィスの机には書類が散らばっているし、ゴミも投げたままだし、引き出しの中はごちゃっとしてるし、という状況です。

こんなふうに、おいおい自分のこと棚にあげてるじゃないかって思わされるこことはよくあって、
たとえば遅刻とか典型なんだけど、

朝7時に出発する、てなってた日に、

私:7時にオフィスに行く
スタッフA:8時過ぎに来る。自身の遅刻には一切触れず、まだ来ていないボスを責める。出発が遅れたら困る、と焦りはじめ、わざわざボスの家まで迎えに行く。ボスが家にいなかったので再びオフィスで待つ。
ボス:9時半頃に来る。自身の遅刻には一切触れない。
スタッフAとボス:チャイ飲みに行こう(=朝ごはん食べよう)と言い出す
私:飲み食いの速度が基本的に遅い。スタッフAに早く出発しないと帰りが遅くなるから急げ、と責められる。
結果:10時過ぎに出発

そもそも私は朝ごはんも食べてから集合してるのです。
連絡なしで数時間待たされた後、お腹減ってないのに、もっかいチャイとチャパティ飲んで食べなきゃいけないし、しかも急がされるしで、なんか私だけ損した気分でした。

私はもともと気が長いですが、ケニアに来るたびに気が長くなってる気がします。

ともあれ、こっちで感じる人々の寛容さと大雑把さは表裏一体で、私もつられて寛容にも大雑把にもなっています。だけど、他人に対し寛容になることと、自分に対し寛容になることは、やっぱり違うのです。私の価値観を相手に押し付けるのは間違っているけど、それと同様に相手の価値観で自分まで甘やかしては駄目ですね。

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